―戴冠式:聖殿の皇帝の間―
[その重々しい扉は、皇帝が即位する時にのみ開かれる。(>>1:@17)
煌びやかに天井に描かれている絵画は、天地神話〜千年神話。(>>0:79)
他にも、歴史的名場面などが描かれていた]
[見事な絵に目を奪われながら、ランドルフは徐々に視線を下げていく。皇帝の間の中心には、翼を生やしたライオンの像があった。
闇との戦いで、地を護ったとされる神々。地(フィロ・スフィア)と天(ストラウス・スフィア)の間より生まれたノルデンの守護獣。伝説によれば、かの守護獣は闇との戦いで石に変えられてしまったが、それでも尚、この地を護り続けているのだという。その姿は、国の紋章にも描かれている。
聖殿の皇帝の間に納められている石像がその守護獣だと言われている。確かに歴史を感じさせる像ではあるが、真相は誰も、知る術もない]
(@29) mikanseijin 2011/04/04(Mon) 22時半頃