[駆け寄ると、いつものようにワンダが抱き締めてくれる>>329。
良い匂いと温かさに包まれ、少年の頬がつい緩む。
そう、これこそが子供アバタ最大のオイシサ。
ハグして貰えたり、奢って貰えたり、構って貰えたり、守って貰えたりする子供アバタは、矢張り止められない。
等と、思いつつも、]
ワンダ、久し振り……!
……って、わわ、恥ずかしいよ、ワンダ……!
[ワンダが男だという事を知ってはいても>>203、
リアルでは多感な、しかも引き籠りで世間知らずな青少年なので、
他人の前での抱擁はちょっぴり気恥ずかしさも覚え、日焼けした肌を更に赤く染めて、顔を上げた。
物凄く名残惜しそうにしながら、胸元から離れ]
これ、刺身?
凄いね、美味そう〜。 俺にも一口ちょーだい!
[あーん、する。
この位の甘えは、少年アバタなら許されるだろう、という
自分の中での都合の良い境界線だった]
(335) 2014/06/01(Sun) 14時頃