………。
[想像以上に色よい返事に心をときめたものの。
ここで涎をたらさんばかりに食いつくのは、男として少々みっともない。
冷静かつクールに――そうすれば峰守も自分のことを男性と認識してくれるに違いない。ただでさえ自分は年下なのだ、こういう時にアピールしなくてどうするか。]
(COOL、COOL…っと)
『ありがとうございます!ありがとうございます!!
ではチャンスを見計らって二人で初詣デートとしゃれ込みましょう。
幸せにしますね!
あ、先輩は白無垢とウエディング、どっちがお好きですか!!
子供は男の子と女の子、一人ずつが良いです!
でも女の子だと嫁に出したくなくなっちゃいますね〜ああ、マジどうしましょう、先輩は……』
うむ完璧。
[少し長文になってしまった気がするが、これくらいなら許容範囲だろう。
携帯を仕舞うと、ルンルンとスキップしてその場を立ち去った。]
(215) 2014/12/31(Wed) 21時半頃