ー至現在ー>>152
[湿気っぽい布団に潜り込んでなんとか寝つきはじめた頃、闖入者の気配がする。
気配からして女性?俺の頭は働くことを拒否していたがここは寝首をかかれたら俺は死ぬ。起きろ俺。時間外労働だが耐えろ]
…誰、君。
[知らない人だがあぁかわいいな、という第一印象。
やっぱり夢で俺は酔っぱらって外で寝てる所を声掛けされたのかな、と思っていたらここは保健室だった
のっそり起き上がると寝ぼけ眼で彼女をみやり]
……んー……。はい。君、寒そう。唇の色、悪いよ。雨にぬれちゃった?
[彼女の様子に少し逡巡したが、布団の下に引いていた毛布をもふっと押し付けた。年下に見えるので許されるだろうという思い込みもある]
あー……あぁ、うん……
[大まかの内容を要約すると体育館へ行け、ということだ。
この布団から出るのは大変勇気がいるのだがしょうがない。
他にも人がいる、と聞けばもしかしたら先輩もいるのだろうかと少し。ほんの少しだけ期待もしたのだ*]
(190) 2015/12/16(Wed) 06時頃