うえぇ…。ごめん、着る物貸すから待って……
[何か耳元で怒鳴っていたのは確認出来たがぐらぐらする頭では何も理解する事が出来なかった。ディーンがクッションになって衝撃は少なかったものの揺さぶればすぐに嘔吐してもおかしくない状況だった]
ジャージ…耳は付いてないから大丈夫だけど待って
[フラフラとクローゼットへ向かうが足取りはおぼつかず、壁に頭をぶつけて衝撃で倒れ込んでしまった。ぐえっ、という声と共に何とか立とうとするが初めて酔ったクシャミにはそれすら困難だろう]
そーだ、僕も質問が……
[そう言いつつも質問する気配は一切無く、立とうと試行錯誤してみるが自分の上手い具合にはいかなかった。グラスは割れたりしてないだろうか、ディーンはその間に立っただろうか。と考えてはいたが、記憶にとどまる事は無いだろう]
(172) 2014/06/26(Thu) 14時半頃