――おまえが、ひとりで立てるようになったら。…僕はどうすればいい。[兄としてだとか、弟の為だとか。そんな正の感情は、そこには存在していない。ひどく自己中心的な恐れを口にして、開け放したままの扉へ向けて踏み出そうとして、結局それは叶わずに。]………僕にはおまえが、必要なのに。[おまえはもう、そうじゃないだろう、と。弟の顔を見詰め続けることは耐え切れずに、リノリウムの床に視線を落として呟く。――自分が必要とすると同時に、弟からも必要とされていた自覚はあった。それゆえに、どんなに拒まれてもけして離れていくことはないと。そんな確信も自分の支えであったのに。結局問いに答えているようで、どこか主点を外した恨み言にも似た言葉を、冷えた静寂の中に落とし込んだ。]
(139) g_r_shinosaki 2014/07/09(Wed) 23時頃
sol・la
ななころび
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