―保健室・周辺―
スティーブン先生、いえ、私は大丈夫ですけれど
サイモン君がまた…
[>>97 スティーブンの姿には同じく安堵を漏らす。
報告途中、訪れる異変に慌てながらもその言葉に甘えて様子のおかしい―少なくとも自分は視界にすら入っていないように見えた―セシルのことを託した。]
…随分、ぐったりしているみたいだけど。
ジェレミー君、大丈夫?
[>>120 彼女と何かあったの? 尋ねようとして、
まだ濡れたような彼の唇に気付いてやめた。
保健室はあまり異変が進んでいないようだった。
ゲイル先生が差し木で増やした鉢植え「伝説の木2号君」が、室内で異彩を放ってる。そういえばあの木には神木だの守り樹だのという別名があったことを思い出す。]
ピッパさんを…そうね、一人じゃ危ないものね。
[彼の願いと続いたその名に、少し複雑な胸中を隠して保健室を出た]
(135) 2010/02/27(Sat) 09時半頃