人狼議事

215 【誰歓】エンドローグ


【人】 星先案内 ポーラ

 ――うるさい、

[今度こそ、吐かれた棘>>126を恐ろしいとは思わなかった。
けれど、ただ、何に対してかも分からずに、腹が立って仕方がない。
どうしようもなくて腹立たしくて、それでいて、滲むのは涙だ。]

 うるさい、バカ、揚げ足ばっかりとって
 忘れるもんか 帰ったって、忘れるわけないじゃないか、こんなの
 一生、忘れるわけないじゃんか

[どれくらいの間、一緒にいたとか、後味がどうとか、深く考えちゃいなかった。
この感情にちゃんと経路や理由をつけて整理すれば、それが正解なのかもしれない。

けれど、そんなことはどうだって良いのだ。
ただ、悲しみが、怒りが、ぐらぐらと体の中をぐちゃぐちゃにしてしまうくらいに暴れて仕方がないのだ。
涙がこみ上げるのは、自分のためかもしれないが、
この悲しみも、怒りも、一緒に帰りたいと思ったことも、本当だ。

どうして彼は、そんなことも分からないのだろう。そのことに、憤慨する。]

(132) nabe 2015/02/13(Fri) 00時頃

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