[私がなぜ食堂に来たかというと。
万が一、買い出しに時間がかかった場合は昼食を用意する時間が取れなくなるかもしれない。
なので先手を打っておく。
食堂に残っている食材を利用して、おにぎりやサンドイッチといった軽食を作り、テーブルに置いておいた。
短時間で作ったので大した工夫は無いが、形だけはきっちり平等にしてある。
もし昼食が間に合わなかった場合に、適当につまめるようにした。
掃除班を空腹にさせておくのは流石に忍びなかったので。
テーブルの端には、「ご自由にどうぞ」というメモ書きを添えておく。
それともう一つ思い出して、その下に「お蕎麦をリクエストしてくれた人はごめんね! 夜の年越し蕎麦まで待ってて」と小さく追記。
文の終わりにハートマークもつけてみたのはちょっとした勢いだ。
やるだけやって、いざ買い出し組への援護へ。
待ち合わせの時間まで玄関で待機し、そのまま出発するだろう。**]
(123) 2014/12/31(Wed) 02時頃