[まだぼーっとした目を、ごしごしと手でこすっていたら、かすかな浮遊感。
スリッパを履いた足に硬い感触を感じて、床に降ろしてもらった>>98のだと気がつく。]
うん。にゃーにゃのおにーちゃん。またね。
またあしたあそんでねー。
[猫耳フードのその背中に大きく手を振る。
『また明日』ってことは、明日も遊んでくれるのだ。と、そのことばかりが嬉しくて、彼の言葉の裏にある意味なんで気付きもしない。]
んーん。あさがお、ちょうどおきたの。
おこされたんじゃないの。
だから、へーきだよ?
[かがみこんでくれた彼女>>101
まだまだ大きく見えるのは変わりなかったが、それでも怖くない人だとはわかっていたから、そっと手を伸ばす。]
うん。おててつないでほしいな。
[恐る恐る伸ばした手。
それを握ってもらえたなら、廊下の突き当たりにある、自分の病室までまっすぐ向かった。]
(105) 2014/06/25(Wed) 18時半頃