人狼議事

143 宵を待つ村


【人】 修道士 ムパムピス

……いいえ、私は優しくなんてありません。
只生きたくて……何が起こっても、生きることだけは許して欲しいから、尽くしているだけで……

[黍炉の穏やかな顔>>90を見ていられなくて、目を逸らす。
 …あぁ、そうだ、昨日からずっと恐ろしかった、心のどこかが凍り付いてしまう程に。今でも処刑台の縄が軋む音が耳から離れない。自分の居場所を何とかして確かめたくて、朝から唯々“普段の役割”に邁進していた]

先生、それは本当ですか。
……私は、私が生きていてもいい“役割”を、築けていましたか……

[頭を撫でられて声が震えた。続く言葉が与えてくれたのは、この村に来る前から只求めていたもの。聞こえたものが俄には信じられず、弾かれたように顔を上げる。こちらを確りと覗き込む黍炉の瞳に、見開いた両眼が潤む]

(98) 2013/09/18(Wed) 00時半頃

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