[自分を「浮かばせている」彼の内面の揺らぎ>>69には…気付かない。
一瞬だけ、引っかかりを持っても、疑問を持っても。それは、胸の黒い花に吸収されて忘れ去られる。
だから、行きたい所、の答をそのまま待つ。]
マーチェさん。
そっかー、いいかも。あたしも、おじーさんの絵、好きー…
[と、彼の答え>>72に返した所で、自分の身体が元通り地面に戻されるのを感じる。きょとん、と首を傾げて、視線上に来た彼の目をじ、っと見つめる。
やがて、手に握らされたのは、幾つかの飴の包み。]
わ。『外』の飴!
えへへ、うれしいなあっ、シーシャ、ありがと!
[『外』。その言葉に、ほんの少し、ざわつくものを感じる。
感じた所で… 何故かは思い出せない。
魚の小骨がささったような不快感。もどかしさ。
それでも、今は、今は、ここにあるものが大切だ。]
へー…あたらしいひと。じゃあ、早速この飴一緒にたべよーっと!
(77) 2014/09/03(Wed) 19時半頃