うん、そうですねー。
[セシルお姉さんにちいさくうなずく。唄と物語、両方に向けられたものとは思わず、純粋に唄のみの感想と思って]
あたしは、最初にこのシーンを読んだ時、ジェミニはこの町にずっとさよならするつもりだって思ってました。
遠くの星で、ジェミニのとーさんかーさんとずっと幸せに暮らすんだろう、って。
でも、ヴェスお兄さんは、この明かりがいずれまたジェミニをおむかえしてくれるだろう、って、ちゃんと予想できてたそうです。
[お話の先をほのめかす言葉。といっても本人にほのめかしている気はないのだけど。
遠い星でとーさんかーさんに迎えられたジェミニ。
しかし、生まれ育った星の危機を知り、迷った末に、彼らの手を振り払いそこに戻るのだ。テトラとおっさんといっしょに]
なんでわかったの、って訊いたら、「自分も、ずっと帰りを待ってるから」って。
そう言ってました。
[再びにへら、と笑う。
不思議と悲しくはなかった]
(68) 2011/04/17(Sun) 19時半頃