ひゃ、あ、
[ふわりと抱かれ、そのままテッドの部屋へ。
…そういえば初めてかもしれない。思っていたよりもきれいで-それが掃除されたものとは知らず-、意外だなと関係ないことをぼんやり思う。
これから起こることへの意識を逸らしたようなものである。
すとん、とベッドに下ろされ、じっと彼のほうを見る。
一瞬触れるようなキスをして…このあとどうすればいいのだろうと…働かない頭で考えた。脱ぐ…?脱がしてもらう…?いや、彼がこのワンピースを脱がすのは無理かな、と思って]
えと…
……脱、ぐ…ね。
[いずれ見られてしまうというのに…恥ずかしくて後ろを向いて。
悩んだ末、全て脱ぎ終わると、ぺたんとベッドに座りこんで、テッドのほうを向いた。
いただきます、と言われて、ふっと笑うと、耳もとで]
めしあがれ。
[あたしをぜんぶ、のこさずたべて。おおかみさん。]
(68) しふぉん 2011/07/07(Thu) 17時半頃