――テッドの部屋前――[『厄介な変化があれば』。人狼のひとりはテッドのことでそう述べていた。 「厄介で無い」形で他者に疑いを向けてくれると、と――そんなようなこえも聞こえていたし、自分でもそれに頷いていた。 だから牙を向けられることもなく、その命は繋がれた。けれど。]飢え死にするンじゃねェの、アイツ。[一人の料理人としては、そんなことを想う。 シチューを無碍にされた苛立ちも、無いと言えば嘘になる。 そして実際、その扉の傍に、手を付けられていないままの差し入れ>>21が。]なァ、其処に居るんだろ。テッド。あんたさ、あれから何にも口にして無ェのか。無ェんだろ?[念の為にドアを開けてみようとすれば、やはり開かない。]
(65) 2013/02/06(Wed) 22時頃
sol・la
ななころび
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