― 食堂 ―
[挨拶を返してくる彼には>>59、ニコリと片手を上げて]
うん、そうですねー。
何となく、こんな珍しい場所に足を運びたくなって?
あんまりお客さんは来ないんだろうなーって思ってたけど、こんな時期でも盛況してんのかなぁ?
[あまり深く突っ込まれたくないからと、至って無難な回答はするりするりと口から紡がれる。
目の前の少年の口ぶりからは、おそらく彼も自分のことを実年齢より若く見ているのかもしれないと内心苦笑しつつも、
眼鏡を掛け直すその顔つきには、昔見たことあるような、どこか既視感のようなものを感じられて――
思わずまじまじと見つめようとしたが、さすがに失礼かと思い至り、慌てて視線をクラムチャウダーの皿へと動かす]
あ、それ、ライジさんが作ったもの?
おお、思ってたより全然旨そうなんですけど!
[目を見開きつつも、本格的な料理には感嘆のため息が。
――謎の既視感に関しては、きっと気のせいだろうと片付けよう、そうしよう]
(62) 2014/12/05(Fri) 23時頃