―宿→道中―
とりあえずここを発たねば、次の宿場に辿り付くのがそれだけ遅くなろう。魔法使いは夜毎に1人呪いを、とそう言ってたな。行程の遅れは好ましくない。
[サイモンの室内でさしたる収穫がなければ、宿を発つよう皆を促す。
>>20 恐る恐る告げられた不安には、一晩待て、と留めて。
>>22 翡翠の目線が髪からそっと逸らされていくのには、むっとした顔をしながらも面倒そうに癖の目立つ髪をかき混ぜた。
道中でも恐らく似たような会話は続くだろう。
>>18赤子の処遇が決まらぬまま旅に連れていくことになってしまったのは、不本意だったが仕方がない。その扱いは女性陣に任せて]
――次の宿場は、まあ交易の街が近いからな。
そちらに人が流れるのだろう、それほど大きくはないようだな。農村か?
[地図は本来国の機密でもある貴重なもの、それはディーンに預けて。町を出ればのどかな田園の風景はしばし続く]
(24) 2010/03/23(Tue) 17時半頃