ちゅ…。
[メアリーとの何度目かのキス>>12。
まだで会って数日だというのに、もう何度唇を重ねたかわからない。
人間は慣れる生き物だとよく言うけれど、不思議なことに、メアリーとのキスは慣れるどころか、回を重ねるごとに高揚感が増していく気がした。
自然と頬が緩み、メアリーに頬を寄せる]
キスって不思議だね。
唇が重なるだけなのに、胸の奥からじわぁってあったかさが広がって、全身ぽかぽかしてくるの。
[安らかにそんな風に囁いて、メアリーを見上げる。
…七夕イベント…そういえば、そんな告知もあったな、と思いながら、そんな七夕の夜に向こう岸とをつなぐ橋が直るなんて、町長はそこまで計算していたんだろうか、なんて少し考えた]
(織姫と彦星が出会って、橋を渡れるように…?
…いや、あの町長に限ってそんなお洒落なことは考えないか…)
[一瞬思いついたことにふるふる首を小さく振った]
…差し詰め、私たちは織姫二人、かな?
織姫同士なら、同じ岸でずっと一緒にいられそうだよね。
(14) leaf 2011/07/06(Wed) 23時頃