―回想―
罰…
[罰、と聞いて眉を顰める>>1:246。
とても大事な言伝だったのだろう。指定された時間内にそれを伝えられなかった、その罪は大きいのかもしれない。だから罰が必要なのだろうというのは察せるが。
あの真面目で、丁寧で、いつも人に親切なクラリッサが罰を受けるというのは耳にするだけで嫌だった。
しかし自分はクラリッサへの罰を非難できる立場ではない。でも、責めてこれだけは。]
ドリベル様…あまり酷い罰は…勘弁してあげてくださいませんか…?
俺がこんな事を言える立場ではないのは重々承知しております。
しかし…クラリッサはいつも、仕事に真面目に取り組んでいるのです
[意見するなど失礼千万だと咎められるのも覚悟の上で、絞り出したような声で話す。
そしてヤニクはドリベルの頼みにかしこまりました、と返すと>>1:258、付き合ってくれたロビンに礼を言いその場を後にした。]
(13) 2013/12/10(Tue) 15時頃