うん……何だか、それは、嬉しいこと、だ……
[自分がいっぱい増えても、それは兄弟のようなものに思えていたので、その中で一番をもらえるのは、嬉しい。>>+79]
そう、か……ありがとう、やへ……
[ぎゅっぎゅと握られる手の力と、伝わる温もり。
そっと、ヤヘイと視線をあわせる為に、膝をつく。]
やへ……私の、種族は……私は……
完全に大人になる時は……木に、なるんだ……
多分、その時は、近い……
[だから、動けないし、手も掴めない。
クシャミに、自分と結婚は困るだろうと言ったのも、木と結婚は相手が困るだろう、という意味だった。
「また」、会えたとしても、前のようには遊べないし、そもそも自分だとわかってもらえるかも、怪しい。
言えば相手をがっかりさせる気がして言えなかったことを、それでも、ヤヘイにだけは伝えておきたくなったのだ**]
(+80) 2014/05/24(Sat) 00時頃