いいなぁ、今日も暑いし私も――
[マーゴとソフィアに近づこうとして、際まで寄ったところでプールサイドで足を滑らせてプールに落ちた。
水中から上を見上げればそこで見る、もう一つの世界――
――あれは――]
白雪姫!
[ざぱんとプールから顔を出して叫ぶ第一声、周囲の人たちはむしろプールに落ちた事を心配してくれているが、第一声に首を傾げてるようだ]
会った事がある、話した事がある、彼の事、大笑いしちゃった。
見た目は凄く怖いけど、でも根はきっと凄く優しい子。
‥‥‥ごめん、君の側で私は‥‥‥。
[私は、どうしたというのだろう、どうせまたただの幻視を見ているに過ぎないはずなのに。
彼を一人置き去りにしてしまった気がして、涙が溢れた]
ごめん、ごめんね‥‥‥ごめん‥‥‥。
[きっと周囲の生徒は部活の邪魔をしてしまった事を謝っているのだと勘違いしているだろう、きっと彼らはまだ戦っているのだ『敵』と呼ばれる何かと]
(+62) 2010/08/09(Mon) 01時半頃