そうか。…ならば無理強いはしないが。
[首を振る様子に差し出した毛布を引っ込める。
体調だけは壊すなよ、と一言付け足して
己は手近な椅子を引っ張ってきて、其処へと腰掛けた。
イアンが頭を撫で続ける様子には、苦笑のまま毛布を抱える。
…こうも見ていると、互い年相応だとも思えるのだが。]
――そも、本来は年相応で在るべきなんだろうが。
[誰に言うでも無く、ぽつりと零す。
続く言葉>>+40に一度瞬いて、背凭れへと身体を預けながら首を傾ぐ。
疑問では無く、感嘆の意味を含めた其れ。]
…考えて末の結論だろう、辞する決意を止めはしないが――
国の害になる事を避けようと思考する者が、真に害になるとは思い難いな。
[というのは俺の主観か。と小さく苦笑を滲ませて。
…此処で害か否か聊か悩ましいと思う当人が居るというのに、完全否定とは何を定義してのものか。と言葉に含めたものとは判るかどうか。]
(+52) 2011/03/31(Thu) 00時半頃