……おっと、
[突然開いた扉に思わず一歩後ずさって。そこから出てきた者が探していた相手だと気付けば、少しその雰囲気を和らげた。
けれど少女の口から出てきた自らの呼称に、ぐっと眉を寄せて思わず不機嫌を露にする]
その呼び方は止めろ。
[威圧する様に言葉を落とすけれど、その直後にははあとため息を吐く]
迷子じゃない。
お前に会いにきたんだ。
[会って何をしたいだとか、何を話したいだとか。そういうのは全く無かったが、此処まで来て彼女に会ったからには、今更用は無い等とは言えない。かといって幼子が喜ぶ事をディーンが思いつくわけも無く]
……腹は空いてないか。
食堂か売店にでも行こう。今なら何でも買ってやる。
[子供のあやし方等分からないから、取りあえず食べ物で釣ってみる事にしたけれど。誘い方がどうにもぶっきらぼうになってしまったのは、致し方ない事だろう]
(+13) 2014/06/30(Mon) 11時半頃